管理人です。
先日、長く利用していたYouTube Premium を解約しました。
YouTube Premium はYouTubeの動画を、ウザい広告なしで見れて、スマホとかの端末にも保存できす。
あまりに快適に動画を見れるので、最近は暇な時間、ほとんど動画を見てました。しかし、気付いたんですが、たいがいの動画がある意味焼き直しということです。
YouTubeは手軽に始められると言ことで、質を問わず情報発信する人が増えてきたんだと思います。
そんな動画を見る時間がもったいないと思ったのが、解約の理由です。
皆さんの参考になるかも知れないので、解約の理由を3つの系列に分けて書いてみます。
自己啓発系
自称講演家がやっている動画なんかも良く見てました。
最初は「なるほど」ということで見てました・・
が、よくよく聞いていると、本質は同じことを表現や言い回し、事例を変えて話しているだけですね。
話をいかに膨らませて、同じ話を違う話にして売り込むか、これが講演家のノウハウなんだということは学べました(笑)
経歴を盛る人が多いのもこの系列の特徴かなと思います。
今や、学歴とか資格なんかも証書をネットで購入できる状況なので、そんな人がこれからも増えるのかなぁと・・
ただ、本当に質の良い動画もありました。
個人的なお勧めは中田敦彦のYouTube大学です。これ「書籍買わなくても良いかも」と思うくらいです。ただ、著作権とか少し心配ですが・・
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
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転職指南系
コロナ禍の不況により、早期退職やリストラをされた中高年をねらった動画ですね。
転職をした自分から言わせると、中高年の方は、これらの人が言っていることを真に受けて動くとまずいです。
理由は、転職の成功有無は「その人による」これに尽きるからです。
当たり前ですが、人それぞれ知識・スキルや業務経験は違います。
どの分野でも一緒だと思いますが、実務経験に一貫性があり、体系的な知識を証明する資格などがないと中高年で希望の職に就くのは至難の業です。
このあたりを言わずに、転職を語る動画は要注意です。
中高年で転職するなら、まずは自分で実務経験や資格などをしっかり整理する。
その上で、ねらう業界や会社をリサーチして、自分の課題を明確にして解決する。
どうしてもわからないこと、うまくいかないこと、これらを専門家に相談する。
これが出来ないようなら、そもそも転職しない方が無難だと思います。
資格取得系
資格の動画も多いですね。
資格を取りましょうというものと、資格に意味はないというものの2つがあります。
資格を取りましょうという動画は、特に士業系に多いと思います。
有資格者の方が自分の持っている資格を取ると良いことがあるとアピールしたりしています。
この手の話は、業界で「ひよこ食い」と呼ばれる商売につながるらしいです。
「ひよこ」とは士業資格取り立ての方のことです。
こういった方から高額かつ有償でノウハウを教えるということです。
賢い人ならここで気づくはずですが、本業でしっかり稼げるなら「ひよこ食い」などしないということです。そんな時間もないはずです。
これ以上は書きませんが・・
もう一方は、資格に意味はないというものです。
これはITエンジニアというよりは、起業家やフリーランスの方に多いです。
会社に所属していない「自分には不要」という主張を、一般論的に語っている方が多くいます。
これら動画に、学生や新入社員と思われる方が「良いことを知りました」とか「やっぱ不要ですよね!」と書き込んでます。
いきなり、起業家やフリーランスになるなら、それでも良いかもしれませんが、ある程度の会社に入って仕事するなら、こういった動画を真に受けてはまずいです。
会社の昇格要件でないなら資格自体は持ってなくてもよいですが、体系的に知識を得る上で、資格の勉強はとても役立つからです。
これら動画では「ググれば良い」という意見もありますが、フリーランスのように自分のスピードで仕事をすればよい訳ではありません。
会社における日々の打ち合わせでは、ロジカルかつスピーディに判断することが求められます。
これには、スグに引き出せる、体系化され定着した知識のストックが必須です。
私は過去に委託先のITエンジニアをたくさん見てきましたが、ベンダ資格や情報処理試験などに取り組んでいる方は、そういった意味では抜け漏れがなく安心できたように記憶しています。
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