目 次
SOCの基本となるネットワーク系の基礎コマンドユーティリティについてメモ書きします。
実施環境はWindows10とWindows Server2012です。
ipconfig
ネットワークトラブルシューティングに必要な様々な設定を確認できます。
パラメタは色々ありますが、最低限覚えておきたい3つを紹介します。
/all
ネットワークアダプタTCP/IP設定を参照できます。実務上、最も利用する頻度が高いパラメタです。
IP設定やネットワークアダプタ設定などが表示されます。
(一部表示削除)
/release[adapter]➡/renew [adapter]
ネットワーク設定を変更した際に、IPアドレスの開放と再取得を行うパラメタです。主にreleaseとrenewをセットで使います。
/displaydns
インターネットに繋がらない場合などに、端末のdnsテーブルを表示して確認します。
その他にも、たくさんパラメタはありますが
/?
を覚えておくと、すぐに調べることが出来ます。
ping
ネットワークのパケットの宛先到達状況を確認できます。
宛先IPアドレスを指定すると、ネットワークで到達できているか否かがわかります。
到達できている場合は以下のような感じで表示されます。
到達できていない場合は以下のような感じで表示されます。(相手のアダプタを無効化)
tracert
ネットワークのパケットの宛先到達経路を確認できます。
宛先のIPアドレスを指定すると、ネットワークで到達できているか否かがわかります。
経路は以下のような感じで表示されます。
到達できていない場合は以下のような感じで表示されます。
netstat
PCのネットワーク統計として、アクティブなTCP接続、リッスンポート、イーサネット統計、IP統計を確認できます。
netstatはWindows Server2012で実施します。
パラメタなしで利用するとアクティブなTCP接続を表示します。
- Protoはプロトコル
- Local Addressは自PC/サーバのアドレスとポート
- Foreign Addressは相手PC/サーバのアドレスとポート
- Stateは状態でLISTENINGは待機中、ESTABLISHEDは通信確率、CLOSEは閉鎖中、その他は状態遷移中
※CLOSEは表示されません
パラメタは色々ありますが、最低限覚えておくのは1つかなと思います。
-a
アクティブなTCP接続とTCP/UDPのリッスンポートを表示します。
その他にも、たくさんパラメタはありますが
/?
を覚えておくと、すぐに調べることが出来ます。
arp
PCのARPキャッシュとして、IPアドレスとMACアドレスとマッピングを確認できます。
パラメタなしで利用すると利用できるパラメタを表示します。
パラメタは色々ありますが、最低限覚えておくのは1つかなと思います。
-a
ARPキャッシュの情報を表示します。
コメント