中小企業診断士試験とITストラテジスト試験を同時に勉強するシナジー効果について

管理人です。

中小企業診断士試験の勉強をはじめましたが、試験日までまだ1年以上もあるためモティベーションを維持するのがけっこう大変です。

ということで、途中のマイルストーンとして情報処理技術者試験の1区分であるITストラテジスト試験をこの10月に受験しようと考えています。

なぜなら、中小企業診断士とITストラテジストは対象者像や試験で問われる知識および問題形式が似ているからです。

よって、ITストラテジスト試験と中小企業診断士試験を同時に勉強するとシナジー効果が得られると思います。

中小企業診断士とITストラテジストの対象者像

中小企業診断士は中小企業を対象とした経営戦略に関するコンサルタントで、対象者像は次のとおりです。

企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。

一方、ITストラテジストは企業全般を対象とし、経営戦略に基づいて情報戦略を策定するコンサルタントで、対象者像は次のとおりです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。

すなわち、中小企業診断士が経営戦略を策定し、その経営戦略をもとにITストラテジストが情報戦略を策定するという役割となります。

当然ながら、ITストラテジストも経営戦略を理解する必要があり、中小企業診断士と知識が重複します。

問われる知識

中小企業診断士試験の1次では次の7科目を勉強します。

  • 企業経営論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 経営情報システム
  • 経営法務
  • 中小企業・政策

これら科目とITストラテジスト試験の関係を考えてみました。

ITストラテジストの午前試験

ITストラテジスト試験の午前1試験は免除という前提となります。

午前2試験では7科目の中で、中小企業・政策を除く科目の知識が必要となります。

とはいえ、ITストラテジスト試験では中小企業診断士試験ほど深い知識は求められていないので、用語とその意味を覚えておけば対応できると考えます。

あとは、情報セキュリティに関する知識を補完すれば合格ラインの6割は十分にとれるといえます。

ITストラテジストの午後試験

午後試験では7科目の中で、

  • 企業経営論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経営情報システム

の知識が必要となります。

こちらも午前試験と同様に、ITストラテジスト試験ではそれほど深い知識を求められていないといえますが、情報技術と関連付けて理解しておく必要があると考えます。

なぜなら、問題の前提が経営戦略をもとに、ITストラテジストは情報戦略に落とし込んでいくことが求められるからです。

試験の問題形式

ITストラテジストの午前試験

ITストラテジストの午前試験は選択式です。

中小企業診断士試験の1次試験と同じ問題形式ですが、問われる知識でも書いたとおりITストラテジスト試験では用語とその意味を知っていれば対応できます。

ITストラテジストの午後試験

ITストラテジストの午後1試験は記述式です。

中小企業診断士試験の2次試験と同じ問題形式です。

ITストラテジスト試験と中小企業診断士試験の大きな違いは記述量と難易度です。

記述量としては、中小企業診断士試験は1問あたり100文字程度ですが、ITストラテジストでは1問あたり10~50文字程度です。

難易度については、中小企業診断士試験は問題文の前提・制約が不完全(すべて書かれていない)かつ解答も予備知識をもとに推論しなければならず非常に難しいです。

一方、ITストラテジストは問題文に解答を一意にする前提・制約がすべて書かれており、解答のキーワードが埋め込まれているケースも多いです。

このため、予備校や資格学校の解答例が、ITストラテジスト試験ではほぼ同じですが、中小企業診断士試験ではかなりの違いがあります。

ただ、記述量と難易度は違いますが、ITストラテジスト試験でも記述式に対する読解力、記述力を身に付けることができると思います。

なお、午後2試験は論述式です。

中小企業診断士試験は論述式でないため比較ができません。

ただ、中小企業診断士試験の2次試験の問題文を読解して、1問あたり100文字の解答がかけるのであれば、あとは事例にあわせて組み立てることで対応できる気がします。

あとがき

ということで、管理人は中小企業診断士試験の勉強をベースに、ITストラテジスト試験を受験することとします。

シナジー効果として、ITストラテジスト試験に合格できなかったとしても、身に付けた情報技術、読解力および記述力は中小企業診断士試験で役立つことは間違いないと思います。

具体的には、中小企業診断士の1次試験で経営情報システムを高得点とすることで、平均点を持ち上げたいなぁと考えています。

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