システム開発のプロジェクト計画書における目的について

プロジェクトリーダーは、プロジェクトを立ち上げる際にプロジェクト計画書を作成します。

実務では、社内標準のドキュメントひな型や、過去プロジェクトの計画書などを流用することが多いと思います。

このため、プロジェクト計画書を作成すること自体は難しいことではないといえます。

しかし、内容に過不足なく作成されたプロジェクト計画書が、プロジェクトの成功につながらないケースがあります。

私の実務経験から、この原因の1つにプロジェクトの目的の書き方があると思います。

プロジェクトマネジメントの知識体系であるPMBOKでは、プロジェクト計画書にビジネスケースとしてプロジェクトの目的を書きます。

ビジネスケースにはその他に投資対効果なども書きます。

上位レベルのマネジメントや責任者にプロジェクトを承認してもらうためです。

このため、プロジェクトの目的は経営的な視点、かつ投資対効果は削減費用などを数字で書くことが多いといえます。

しかし、私はプロジェクトを成功させるためには、プロジェクトメンバーの視点でプロジェクトの目的を書くことが重要だと考えます。

すなわち、現場の視点でシステムを「何のために」開発するのかという目的が伝わるようにするということです。

例えば、業務課題を解決するシステムであれば、誰がどのように困っていて、システムがどう解決するのかということです。

こういった目的がプロジェクトメンバーに伝わると、モティベーションが上がりプロジェクトがより円滑に進むと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.