年始に年間50冊の本を読むことを目標としましたが、最近は仕事が忙しくなかなか時間がとれません。
そんな中ですが、先日次の本を読みました。
著者は会計士です。
タイトルの質問が面白いですが、答えは拍子抜けする内容でした。
貸借対照表や損益計算書など、会計的な知識をベースに平社員、社長といった立場でどうすれば損せずに生きていけるかということが書かれています。
会計的な内容はそれほど難しいこともなく、具体的なストーリーで資産や負債などの動きを理解することができます。
会計のことをあまり知らない方の入門書としては良いかと思います。
個人的に印象に残ったのは「今財布にいくらあるか言えますか?」という問いです。
答えられない場合、会計センスが「ない」ということらしいです。
なぜなら、会計とは「数字を通して現在と未来を知る」ということであるから、と著者は言っています。
財布に現在いくらあるか言えないということは、現在を知らないため、未来を知ることも出来ないということです。
これからは財布にいくらあるかを気にするようにしたいと思います・・
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