国際資格 なぜITコンサルタントの名刺には国際資格が選ばれるのか

最近、ITコンサルタントと名刺交換する機会が多くあります。

この名刺交換で気付いたのですが、名刺に書かれているのは国際資格ばかりです。

よく見るのがPMP、CISA、CISSPの3つです。

情報処理技術者試験には、これら国際資格に対応する区分があります。

  • PMPはプロジェクトマネージャ
  • CISAはシステム監査技術者
  • CISSPは情報セキュリティスペシャリスト

しかし、これら情報処理技術者試験が記載されている名刺をあまり見ることがないです。

話をしてみると、情報処理技術者試験にも合格している方が多いのですが・・

試験の難易度が高いのは情報処理技術者試験だと思いますが、ITコンサルタントが名刺に書くのは国際資格ということです。

私もPMPとプロジェクトマネージャのどちらかを名刺に書くとしたらPMPを選びます。

ということで、今回はITコンサルタントが名刺に書く資格は、なぜ国際資格が多いのかという理由を3つブログします。

あくまで個人的な見解なので、参考程度に読んでください。

実務能力をアピールできる

国際資格はコンピュータベースの試験であり、選択問題による知識の確認だけです。

しかし、有資格者として認定されるためには、それぞれ当該の職務について、3~5年程度の実務経験が必要です。

一方、情報処理技術者試験は、実務経験が無くても試験に合格すれば認定されます。仕事そっちのけで勉強すれば新人や学生でも合格できます。

よって試験の合格者が実務をこなせるかというと、そうではないケースが多いのかもしれません。

国際資格を名刺に書くことにより、実務経験を証明することができ実務能力をアピールすることができます。

信用を得ることができる

国際資格は有資格者に対して職務倫理を守ることを誓約させています。

PMPの場合は、責任、尊重、公正、誠実の4つの章で行動規範を規定しています。詳細は次の記事を読んでください。
PMP プロフェッショナルとしての責任 PMI倫理・職務規定を再考する

情報処理技術者試験の場合、職務倫理が定義されているのはシステム監査技術者だけです。

その他の区分は、高度な知識を必要としますが、資格の対象者像についての職務倫理は定義されていません。

情報セキュリティスペシャリストの後継資格である情報処理安全確保支援士試験は、継続学習で職務倫理を学びますが、情報処理技術者試験ではなくなりました・・

国際資格の職務倫理に書かれていることは、表面だけ捉えるとあたりまえのことです。

しかし、実務において接する方の中には、30代以降のベテランでも、誠実に接するなどができない方がいます。

しかし、私の知る範囲において、国際資格の有資格者は、職務倫理を守っている方が多いです。このため、有資格者との仕事は円滑に進むことが多いと感じています。

国際資格を名刺に書くことにより、職務倫理の理解を示すことができ、信用を得やすくなるといえます。

豊富な知識を示せる

PMPはPMBOK、CISAは5つの知識ドメイン、CISSPはCBK10ドメインなど、国際資格には知識体系が存在しています。知識体系では、当該職種におけるベストプラクティスや思考のフレームワークを定義しています。

これらは、コンピュータベースの試験で出題されます。

合格するには、分厚いガイドブックに書かれた知識体系を正確に覚える必要があります。

私が取得しているPMPの場合は、単なる暗記だけでは正解できない設問も多く「次にどうするのか?」というプロレスを根底から理解していないと正答できません。

さらに、国際資格を維持するには、年間60~120時間程度の専門知識に関する継続学習が求められます。

常に新しい知識を仕入れ、日々の業務に適用していく姿勢が求められます。

国際資格を名刺に書くことにより、職種に応じた豊富な知識と、その知識をアップデートしていることを示すことができます。

 あとがき

今回の記事では、国際資格のメリットばかりを書きましたが、デメリットは取得と維持に高額な費用がかかることです。

このため、ベース知識として情報処理技術者試験を合格しておき、必要となった時に国際資格を取得することが、最もコストメリットがあると考えます。

難易度の高い情報処理技術者試験を合格できれば、選択問題だけの国際資格を取得することは比較的に容易だと思います。

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