システム監査技術者試験 論文の添削サービスを利用して気付いたこと

情報処理技術者
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システム監査技術者試験まで20日を切りました。

平日は仕事で遅くまで残業、土日は子供のスポーツクラブの付き添いと、ほとんど勉強する時間がないです。まぁ時間があっても勉強できるという訳ではないですが。

そんな状況ですが、効率的な試験対策ということで、論文の添削サービスを利用しました。近頃の添削サービスは、Wordで作成してメールで送付すれば良いだけなので、気軽に利用できます。

今回、私が利用した添削サービスはお勧めです。2人の講師それぞれの採点に加え、総合評価の採点が含まれます。4千円程度の費用でこれだけの内容はお得だと思います。気になる方は個別に私までお問い合わせください。

私の採点結果ですが、2人の講師から講評で

「きちんと題意を捉えており、設問に沿って構造化された文章」
「監査が理解できていて、文調もわかりやすい」

というコメントを頂きました。総合評価の講評でも

「全体として整った文章が書けている」

とのこと。

しかし、全てBランク(ボーダーライン)という結果でした。昨年の本試験でもBランク、悔しいですが不合格です。昨年とあまり変わっていないのかもしれません・・

今回は、なぜBランクなのかという点について、採点の講評や指摘より考えてみたので、私の備忘を兼ねてブログします。

説明が足りない(具体的でない)

添削サービスにて指定された模擬問題はシステムの運用業務に関するシステム監査でした。私は運用業務の実務経験がないので、想像しながら書いたのですが、講評では

「対象システムの話が雑でリアリティがない」
「非常に作り話くさい」
「話を盛っている」

という残念な評価でした。対策としては

「ていねいにリアルな設定」
「真偽は別として臨場感を大切に」

という指摘でした。実務経験がない話を、リアルな設定や臨場感と言われてもピンときませんが、要は状況をしっかり伝えることだと理解しました。

例えば、定番の監査手続で「~確認する」と書く場合、5W3H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、どのくらい、いくら)を意識することです。論文を書いている時、これらは頭の中で前提となっているため、かなり意識しないと書くのを忘れてしまいます。

ただし、注意しないといけないのは、詳細に書きすぎると、今度は逆に「ややこしくて伝わらない」ということになります。特に、実務経験は複雑であるため、これを全て書くと時間オーバーとなる可能性があります。

用語の意味を正確に理解していない

今回の論文ではリスクの説明を求められました。コスト削減により情報要員を減員するため、業務負荷が高くなることをリスクとしました。しかし、業務負荷が高くなることはリスクではなく状況であり、その状況によって引き起こされる悪い事態がリスクである、との指摘を受けました。

午後Ⅰ問題でも一緒ですが、課題、問題およびリスクなどの用語について、正確にその意味を理解していないと間違います。実務においても、報告資料などで課題と問題の区別ができていないケースをよく見ます。細かい定義は色々ありますが、私が情報処理技術者試験の勉強で理解した定義は次のとおりです。

課題は解決すべき事
問題はすでに起こっている悪い事
リスクは将来起こるかもしれない悪い事

さらに、対象システムについては「OA業務支援のシステム運用」としましたが、これも伝わらなかったようです。人によりOA業務のイメージも違うようです。

説明として「本店にサーバ、社員1人1台のパソコン、1課1台のプリンタを導入し、オフィスソフト、電子メールおよび社内ポータルサイトなどのサービスを提供」というくらいは書く必要があるということです。

あとがき

自分の論文を客観的に見るのは困難です。特に、何本か論文を書くと、自分の型ができるため、多少内容に矛盾があっても、違和感を感じなくなります。そういったことからも、論文の添削サービスを受け、第3者の視点でチェックしてもらうのは大事だといえます。

注意すべきなのが、添削サービスの評価は厳しいところが多いということです。その理由は、Aランクの採点をすると、受講者がそれ以上勉強しなくなることがあるからだと思います。

私は、プロジェクトマネージャ試験の時に添削サービスを利用しました。その時の評価はCランクでしたが、本試験ではAランクで合格しました。インターネット上のブログでも書かれていますが、添削サービスで低評価でも、合格する方が多くいます。

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