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こんにちは、すいかです。
我が家の子供は小学生と中学生です。最近、パソコンを使ってインターネットを利用することが多くなってきました。背景には、学校にコンピュータ室があり、パソコンの使い方を学んでいることがあります。
今回は、子供にパソコンやスマートフォンを使わせる場合に、インターネットを安全に利用させるため、全ての親が注意すべきことをブログします。
なぜ、全ての親が注意すべきなのか?
インターネットには子供に見せたくない有害情報がたくさんあります。世のお父さんたちに説明する必要はないと思いますが・・
最近、私はとあるブログの記事を読んでショックを受けました。その記事には「公園に子供が数人が集まっていて、何を見ているのかと確認したところ、一人の子供のスマートフォンに見てはならない画像が表示されていた」と書かれていました。
私は自分の子供のインターネット利用にはかなり注意しています。しかし、前述のことから、自分だけが注意しても意味がないことを知りました。
一人の親の注意不足により、大勢の子供に悪い影響を与えることがあるからです。このため、全ての親が子供のインターネット利用について、注意しなければならないと考えます。
では、どうすれば良いのか?
親の中には、インターネットが苦手な方も多いと思います。しかし、だからといって、子供にスマートフォンを与え、有害情報を見せてもよいという理由にはなりません。交通違反と一緒で「知らなかった」では済まされません。
ということで、「どうすれば良いのか」に悩む親のために、私の取り組みを紹介します。
インターネットの危険を教える
親が子供に「インターネットは使い方を間違えると危ないよ」と言っても、ほとんど伝わりません。会社で情報セキュリティ対策が重要だと言われても、他人事のように考えてしまうのと同じですね。
これについては、情報処理推進機構(以下「IPA」)が子供向けに良い動画を公開しているので、それを活用してください。
映像で知る情報セキュリティ ~映像コンテンツ一覧~:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
この動画の中で、小学生と中学生におすすめなのは次の2つです。特に、2つ目は、中学生が出演しており、同じ世代の問題として、説得力があるようです。
キミはどっち? -パソコン・ケータイ・スマートフォン 正しい使い方-
ほんとにあったセキュリティの話
子供とルールを決める
子供がインターネットを利用する時のルールは大事です。しかし、あまり細かいルールを決めても守れなくなります。
我が家では次の3つを決めています。
どこで見るか
パソコンはリビングのみで利用することを約束させています。このため、子供に使わせるパソコンはデスクトップ型かつ有線接続としています。ノート型かつ無線接続の場合は、あえて有線接続にしておく工夫が必要です。
なお、スマートフォンでリビングのみはさすがに厳しいため、子供部屋や外出時にも利用することを許していますが、次項のルールを徹底してます。
何を見るか
有害情報を見ないということを約束させます。有害情報とは何なのかは子供なりに理解している年齢なので、細かくは言いませんが、親としてのスタンスを子供に示すことが大事だと思います。
何を書くか
友達の悪口を書かない、個人情報を書かないなどを約束させます。最近は子供でもラインなどのSNSを利用しているからです。SNSのコメントは気軽に書けるため注意が必要です。
特に、注意が必要なのは写真です。子供は写真を個人情報と考えていないです。しかし、写真には位置情報が埋め込まれます。さらに、画像内容から個人や場所を特定するサービスがあるため、個人情報が漏れる可能性があります。
決めたルールを設定し監視する
パソコンの場合はWindowsのユーザアカウントに注意しなければなりません。子供用のアカウントを作成します。このアカウントはWindowsファミリーの機能を利用するため、必ずMicrosoftアカウントを設定します。間違っても管理者権限のローカルアカウントを設定してはなりません。
Windowsファミリーの設定は、以前の記事を読んでください。
子供にパソコンを安全に利用させるための機能 Windowsファミリーについて
このあたり、よくわからない方は以下の本を読んでください。
スマートフォンは機種の制限により、Windowsのようなアカウント管理ができないものが多いです。そのため、子供の利用向けに色々なサービスがあります。私がおすすめするのは、ポラロイド社のキッズ向けスマートフォンです。専用ソフトで、アプリ起動や利用時間、および閲覧サイトなどを設定できます。これらは親のパソコンからWeb画面で行えます。
ポラロイドキッズ向けスマートフォンの設定は、以前の記事を読んでください。
私はコストコで買いましたが、Amazonでも買うことができるようです。
その他には、ウィルスバスターのファミリー機能でも、インターネット利用について、サイトの制限や利用時間などを設定できます。また、紛失時のスマートフォン探索機能を応用すると、万が一の時に子供を地図上で発見できます。
あとがき
今の子供は有害情報を少しづつ知るという環境が少なくなっていると思います。私が子供の頃は、裏山や道端などに、興味のある本が落ちていたりしたものです。しかし、今はそんなものはありません。
そう考えると、あまり厳しく監視しすぎるのは良くないのかもしれません。とはいえ、インターネットの有害情報はあまりにも過激なので、ある程度の制限は必要だと思います。
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