逃げ恥?データベーススペシャリストの検索トラフィックが急上昇した件

情報処理技術者
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「逃げるは恥だが役に立つ」という恋愛ドラマが放送されていました。このドラマの主役である津崎平匡というシステムエンジニアが、情報処理技術者試験のデータベーススペシャリストを取得しており、これがネット上で盛り上がっていたようです。

このデータベーススペシャリストですが、情報処理技術者試験12区分の中でも地味な資格で、エンベデットシステムスペシャリストの次に人気のない区分だと思います。実業務でもインフラエンジニアが取得する資格であり、縁の下の力持ちという感じでしょうか。
※組込系のシステム技術者向け試験

実は、私もかなり昔にデータベーススペシャリストを取得しています。今回は、有資格者として、この件についてブログします。

どのぐらい盛り上がっていたのか?

googleトレンドで過去5年の検索トラフィックを確認しました。

なんと、2016年12月初旬に驚くほど検索トラフィックが増えています。私は、ドラマのことを全く知りませんが、多分この時期に主役である津崎平匡さんの履歴書にデータベーススペシャリストと書かれている映像が放送され、この資格を知らないファンの女性たちが検索しまくったのだと思います。

このドラマを見る女性たちは、Yahoo検索を利用していると勝手に想像します。データベーススペシャリストで検索すると、ウィキペディアが上位に表示されます。そこには以下の記述があります。

システムエンジニアの中でも主にデータベースの設計担当者や管理責任者、いわゆるデータ管理者(DA)、データベース管理者(DBA)を対象としている。水準は高く、試験の難易度は極めて高い。データベースに関するものの中でも国内最難関と言えるほどである。
国家試験である性格上、特定のデータベース製品に依存した機能や特定製品のみでしか使えないSQLなどは出題されない。また、特定の製品から離れた試験であるためか、その分業務分析のウェイトが非常に大きい。システムアーキテクト試験レベルの業務知識がないと、午後IIの問題は読解すら困難になる。(引用元:ウィキペディア)

多分、世の女性たちにとって全く意味がわからない言葉ばかりかもしれませんが、国内最難関というキーワードから「すごく難しそう」「なんかかっこいい」というイメージが広まったのではないでしょうか。

ツイッターなどでは「これからのモテ資格」などともてはやされているようです。全く女性と縁のない資格でしたが、一気に知名度が上がったのではないでしょうか。今年春の受験者が増えたら、このドラマのおかげですね。

ではほんとにすごいのか?

主役である津崎平匡さんのスペックは、京大卒、35歳、独身ということです。年齢だけで考えると35歳でデータベーススペシャリストだけだと、IT業界での評価は「普通」だと思います。あと一つ、論文系の資格であるITストラテジストやプロジェクトマネージャなどがあると「普通より上」にはなります。

私が思うに、情報処理技術者試験の高度区分は、論文系1つ、スペシャリスト系1つ取得しておけばスペックを示すという意味では十分かと思います。逆に、たくさんの区分を取得していると、仕事そっちのけの資格マニアという印象を与えるかもしれません・・

結論、データベーススペシャリストという資格だけでいうと「そんなにすごいわけではない」ということです。個人的には、京大卒ということのほうがすごいと思います。

あとがき

情報処理技術者試験は受験者数が減っている傾向にあります。このため、今回ドラマに取り上げられ注目されたことは良かったのではと思います。

個人的には、来年春に初試験であることから注目を集めている、情報処理安全確保支援士が履歴書に記載されていると面白かったのではと思います。

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