人工知能(AI)の進展と中年サラリーマンの進む道

IT miscellaneous notes おっさん日記
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こんにちは、すいかです。

あけましておめでとうございます。

本日は元日です。毎年のことですが、奥さん指示のもとアピタ、イオンおよびマックスバリュの抽選会に参加しました。これら抽選会はおすすめです。参加費は商品券で全額バックされ、抽選に当たると景品がもらえるためです。我が家はマックスバリュで当選し米俵をいただきました。

さて、本題に戻りますが。新年ということで、野村総合研究所が出版しているITナビゲータ2017年版を買いました。同所はITロードマップも出版しています。この2冊、似ていますが視点が異なります。ITナビゲータは市場を、ITロードマップは技術の動向を中心としたものです。

今回は、ITナビゲータを読んで驚いた、人工知能(AI)の進展と、これを踏まえ、2017年に中年サラリーマンである私が取り組もうとしていることをブログします。

人工知能(AI)の進展

最近、仕事でも人工知能で業務システムのデータを分析する話があります。具体的には、人間が設定したパラメタや条件をもとにコンピュータがデータを分析し、何らかの仮説を導きだすというものです。

この人工知能について、ITナビゲータでは次のとおり書かかれています。

「日本の労働人口の49%が人工知能やロボットで代替可能に」

なんと、約半分の仕事が奪われるという予測です。ビジネスの適用領域としては、製造、金融、医療、教育、小売そして、アートにまで拡大するとのこと。

さらに、人工知能は、これまで専門家しかできないとされていた仕事もターゲットとしています。なぜなら、専門家の専売特許であった、大量の知識から正確に判断を行うこと、すなわち、大量のデータを解析し正確に演算することはコンピュータの得意分野だからです。

たしかに、人工知能ではないですが、コンピュータソフトが会計士や税理士などの仕事を奪っているという話を聞いたことがあります。身近な事例では、高速の料金所や駅の改札なども、今ではコンピュータ装置の仕事になりました。

取り組もうとしていること

人工知能にも弱点はあるようです。これは「教師データ」という課題です。人間は長年の経験から、状況の変化を捉え、注意すべきことを考えて行動します。しかし、コンピュータは与えられたデータからしか判断できません。すなわち、人工知能には創造性がなく、潜在的な問題を自ら発見することや、相手の感情や周囲の状況変化を認識することが苦手です。

私の仕事はプロジェクトマネジメントですが、このまま今までどおり仕事をしているだけだと、いつか人工知能に仕事を奪われるかもしれません。しかし、前述した人工知能の弱点を考えると、プロジェクトマネジメントの仕事に人工知能が適用されたとしても、出来るプロジェクトマネージャにはなれないと思います。

結論、人工知能(AI)に仕事を奪われないために、2017年、私はプロジェクトマネジメントで人工知能が苦手とする

・創造性を発揮する
・問題を自ら発見する
・相手の感情や周囲の状況変化を認識する

をこれまで以上に意識して行動します。

あとがき

ITナビゲータには人工知能の他、拡張現実(VR)やIoTなどの動向が書かれています。一つ一つの市場や技術の動向はとても面白いです。今回は人工知能について取り上げましたが、また別の機会にIoTなどもブログしたいとおもいます。

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