実業務で使えるロジカルプレゼンテーションの本を読みました

私の担当するシステム開発プロジェクトは、本稼働開始を数ヶ月後に控えています。しかしながら、この時期になっても検討不備や調整漏れによる問題が多く発生しています。関係するステークホルダーが多く、状況の認識を共有するだけで大変な状況です。

さまざまな立場の関係者と、いかに円滑にコミュニケーションを図るかということに、日々悩んでいます。ということで、本日はロジカルプレゼンテーションを学べる本を読みました。私の備忘を兼ねて、書評としてブログします。

読んだのはこの本です。

私と同じ立場の中年サラリーマンに役立つ技術がてんこ盛りです。お薦めするポイントをお伝えします。

プレゼンとロジカルは両輪

世の中には、プレゼンをわかりやすく表現する技術や、ロジカルに考える技術についての本はありますが、この2つが揃わないと意味がないです。例えば、いくら見やすくて、綺麗なパワーポイントのプレゼンであっても、内容がロジカルでなく薄っぺらい話だと、結局はどこかでボロが出て頓挫します。

私の場合、いざプレゼンや説明を行う立場となった場合、プレゼン技術の本ばかり読んでいましたが、なぜ上手くいかないのかがわかりました。

結論、プレゼンするなら、まずは自分の主張をロジカルにしなければならないということです。

いかにロジカルに?

ロジカルというと「帰納法」や「演繹法」を紹介している本が多いです。私は何度もこれら言葉を覚えましたが、すぐに違いを忘れます。

この本では、このような難しいキーワードを使わず、「縦」と「横」という言葉を使って説明しています。私は「縦」が「演繹法」で、「横」が「帰納法」に近い概念と理解しました。

「縦」の留意点

「AだからB」という論理です。この留意点は3つあります。

1.前提条件が合っているか
2.異質な物の同質化
3.偶然の必然化

1は立場や知識・経験の違いに注意しないといけません。上司に説明するときと、新入社員へ説明するときでは前提条件が違うことが容易に理解できます。2は言いたいことがあまり整理されていないときに起こりがちだと思います。話をしていて自分での何を言っているかわからなくなるときです。3は自分だけが良く知っている場合や、急いで説明する場合に「論理の飛躍」として表面化します。

「横」の留意点

「AとBとCだからD」という論理です。この留意点は2つあります。

1.MECE ミッシーを意識
2.フレームワークを考える

1は有名ですね。MECEで重要なポイントは、項目のレベルを合わせること。そして、レベルを合わせたら様々な視点で漏れがないかを検証します。このとき2を意識します。ここで注意すべきが、既存のフレームワークを参考にする場合は、当該事案に合っているかを精査することです。しっくりこない場合は、自分でフレームワークを構築することが大事です。

まとめ

まだ、前半を読んだだけ途中ですが、役立つ内容が多いです。特に、スタンスとして「ロジカルか否かは相手が決める」ということに感銘しました。これまでの実務で話をわかってもらえない時に、相手の知識や理解力の無さが原因だと思ったことが何度もあったからです。

こういった考え方を止め、自分の反省としなければ、いつまで経っても相手にわかってもらえる説明はできないと理解しました。

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